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夜観日記

サークル 「秋の七草」

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11/3
京都で開かれた文々。新聞友の会に一般参加してきました。
それの旅とイベントレポになります。
元々どこかに旅行が行きたいー、と考えていたので丁度良い機会でもあった。
テキトーに京都の美味しい料理屋をチェックをして(サークルチェックは怠った)準備完了。前日は夜勤で帰宅したのが午前3時過ぎ。そこから旅支度をして出発。三島駅より新幹線にて京都駅へ。着いて早々に気付いたことが一つ。
よし、みやこメッセはどっちだ!

……うむ。
まぁまぁの時間をかけて到着。すでに昼前だった。会場入りする直前、神主が海外で出品した幻の天子Tシャツを着た方を見つける。うわぁすげぇ欲しいわ、デュエルして戦利品にしてぇ……、と思ったとか思わなかったとか。
会場はあまり大きくなく、時刻も相まってかかなり歩きやすいイベントだった。なので端から順々に見ていき、ふとした瞬間、とあるサークルさんの前で止まった。サークル劇団文七の野田文七さんと蓮子のコスプレイヤーさん(挨拶はしていない。ただ可愛らしい蓮子のコスプレイヤーさんがいるなぁ、と)とモイモイさんを見つけた。参加してるのは知ってたけど、スペース番号は確認してなかったので少しビビる。前回前々回とNINJYAよろしく、密やかに本を買おうとしていたのに毎度のように発見されていた。今回も例に漏れず、そのようにしようとしていたのだけど、ふつーに見つかってふつーに話をした。
「秋さん久しぶりだね! いつ以来だっけ」
「前回は僕が夏行かなかったですからねぇ」
「じゃあ例大祭か。あ、そうだ秋さん。いつまで京都にいるの?」
「僕は明日明後日と滞在していますよ。仕事が嫌になったので。仕事が嫌になったので」
「あっそう? じゃあ明日鞍馬山行こうと思うんだけど一緒にどう?」
料理屋しか調べていなかったので、観光名所巡りは全然考えていなかった。渡りに船とはこの事である、とばかりに是非お願いしますと返す。……これがまさか、あんな恐怖の散策になるとは、この時は欠片も思っていなかった。
スペースの裏に回り、モイモイさんと少し話をする。あまり話を膨らませることができず、反省して撤退。またふらふらと彷徨い、全サークルを見終えてから遅めの昼食へ。

その後、滋賀県琵琶湖近くの駅にホテルを取っていたので早めに撤退。意外と近いことを知る。あと山科駅と東山駅の地理を三度目の京都旅行で把握した。他は知らない。

11/4
8時に北大路駅に集合との連絡を受けていた。
正直、どこの駅なのか忘れたまま、山科駅の毘沙門堂という単語に惹かれ、ふらふらと。恐らくだけど30分ほど余裕を見れば大丈夫だろう、と愚かにも考えていた。多分北大路駅だろう、とも。
7時30分頃、自分の記憶の曖昧さが気にかかり、野田さんに確認の電話。
「集合場所は北大路で良かったんでしたっけ?」
「そうだね。秋さん今どこ? 僕らは駅近くのマックで時間潰してるところ」
なんだって? 早くない? と思いつつも、そりゃあ当然か、とも思った。
「僕はアレですねぇ、今は山科で毘沙門堂見にいこーかとしてたところです」
「山科? 僕ら北大路だよ。そっからかなり遠くない?」
慌てて戻る自分。
「え、確認してなかったです。三十分あれば余裕かなぁ、と思ってまして」
「うーん、微妙だね。京阪の地下鉄だよ」
「了解です。今行きまーす」
急いで戻る。そこから地下鉄へ。北大路遠いわぁ、と意識が遠いていくのを感じた。仕方なく、少し遅れるとの旨を連絡。
到着すると野田さんの隣に見慣れぬ方を発見する。
「遅れましてすみません、おはようございます。設楽秋です」
「あ、そうそう。こちらはげんきゅーさん。知ってる?」
「げんきゅーと申します。よろしくお願いいたします」
はたての絵が描かれた名刺を頂いて、へぇ、と小さな驚きが口から出た。
「葛の葉さんに描いてもらいました」
「ですよねぇ。そういえば、げんきゅーさんは野田さんとこゆびさん以外にも葛の葉さんの取材もしていましたね。見ましたよー」
げんきゅーさんはニコニコ動画作成者のインタビュー記事を作られている方になる。名刺を見て、確かに文よりもはたてのイメージになるな、と内心で納得していた。
「やー、でもげんきゅーさんには助けてもらったよ。習慣って怖いね。売上金、自宅に郵送しちゃってさぁ」
「そうそう。野田さんちょっとしかお金持ってなくて」
「売り上げでよし、奢ってあげようとかも言えなくなっちゃて」
野田さんとげんきゅーさんの距離がほかの人よりも親しげなように見えた。
「そういえば野田さんもげんきゅーさんも葛の葉さんもあっちの人ですよねぇ。その時からお知り合いで?」
「いんや違うよね、げんきゅーさん」
「ですね。あ、でも葛の葉さんは学生のころ部活動(うろ覚え)の大会で会ったことがあって、唯一僕の母を見た人でもありますね」
「それはきつい」
談笑しながら鞍馬山までバスと電車で向かった。
途中、ツイッターを覗いた。

 野田文七@京都秘封世-35 ‏@nodabunshichi 11月3日

       「劇団文無」 

ぼそりとした呟きを発見。ブフッ、と噴き出す。
爆笑しながら野田さんに尋ねた。
「なにこれ、なんですかこれ野田さん」
「ああ、なに上手いこと言ってんだよって感じだよね」                          
「事実ですからね」
げんきゅーさんがしみじみと頷いていた。
電車を降り、鞍馬山の入口へ。でかい天狗の面があった。鼻の根元に折れた跡があり、ワイヤーで折れないよう支えてあった。鼻が長すぎて、誰かが乗っかったというよりは、設計に無理があったようにも感じられた。
三人で山を登っていく。
どこか新鮮さを感じつつ、最初の門前を見つけ、静かな気持ちで進んでいった。
仁王門をくぐる。いよいよ天狗の山だと胸が高鳴っていく。
文ちゃん出ないかなぁ、と半ば本気で考えていた。
進んでいき、とある小さな社にて、解説の木札に目が留まる。
「武道家の参拝が多く見られる。なんだろうこれ」
なんら変哲もない一文なのだけど、違和感があった。
「なんで自分で言ってるんですかね、これ」
げんきゅーさんが言及し、野田さんが笑って頷く。
その社からは強い自負が感じられた。ちなみにその隣では魔王の滝があった。……魔王?
進むにつれて目の端々になんだか奇妙な雰囲気が移り始める。
いやいや、そんなことはないだろう。義経公に纏わる名所を拝観しながら進んでいくと、そこに奇妙なオブジェが現れた。
「I NO TI」
いのちと銘打たれたオブジェを発見。
「一気に場違いなものが出てきましたね」
「なんだろうね、これ」
野田さんとげんきゅーさんが首を傾げて眺めるいのちのオブジェ。
「まぁ、あれじゃないですか。大阪の太陽の塔でしたっけ、あれに対抗した感じで」
「ああ、二十世紀少年」
山の神気が感じられそうな程に澄んだ空気をぶち壊すオブジェ「いのち」
「これいつ建造だろう。新しそうだね」
僕が裏に回り、建造日を確認しようとする。
「これ絶対昭和じゃないよね。もしかして平成?」
「あ、野田さんこれ平成だ! しかも平成×年ですよ! やっばいわはははh」
「僕が生まれた後です、それ」
十分ほど、三人で笑いながら鑑賞する奇怪なオブジェ・ザ・いのち。
よく見れば製作者名も記されている。その場でげんきゅーさんが調べてくれたのだけど見つからない。
また面白い事実を見つけ、自分は笑い死にそうなる。
「あ、これ株式会社××って書いてあるっ、これ絶対ごり押しですよ」
「あー、多額の寄付してるから建造しろよ、みたいなパターンかぁ」
「そうそう、ありそうですね。だって全然山の雰囲気に合ってないですよ」
「世の中世知辛いからね」
と、そんな会話をしていたのだけど、それが勘違いだったと知ったのはすぐのことだった。僕らが先ほど目にして、あまり気に留めなかった単語が次第に目に付き始めていく。魔王という単語が。
天皇皇后の休み処と義経の息継ぎ所を過ぎていく。
「息継ぎしただけで名前が残るなんて羨ましい」
「確かに、確かに」
げんきゅーさんの言葉に笑って同意する。息継ぎなんて誰だってしてるよ、と山の辛い斜面を登りながら思う。
本堂へたどり着き、ようやく一息つけた、と境内からの絶景を堪能していると。
「あれ、なんかおかしくない?」
「あ、本当ですね」
野田さんとげんきゅーさんが本堂を見て、神社なのか寺なのか区別がつかないと言う。そのどちらとも言えない建物の境内には六芒星を模った石畳があった。
「……桔梗紋、ですかねぇ。清明の」
「違うんじゃないのかぁ。神社と寺が見事に一体化してるけども――」
「うーん」
三人で悩み、その場で何故だか漫画談義を始めた。
その後、本堂内へ。解説文を読んでいくと次第に目を疑ってしまう。
観音と毘沙門天と魔王尊の三者一体で山尊尊天とする、との一文を発見。
「オリジナルですね」
げんきゅーさんが得体のしれない可笑しさに苦笑しながら告げた。
また山道へ出て、小さな門があり、張り紙があった。
近年、不当な金銭を要求する職員がいるので気を付けてください。
「いや、これ完全な黙認じゃないですか」
「言葉巧みに、とも書かれてますよ。また自分で言ってる」
「さすが天狗の山、胡散臭さが出てるよね」
三者三様。僕とげんきゅーさんと野田さんでそれぞれの言葉で張り紙について言及した。
道中も楽しいものが幾つか見られた。
しばらく進んでいき、とある建物を見つけた。とうとう鞍馬山に対し、完全な勘違いをしていたことに気付く。

「奥の院 魔王殿」
解説 やく650万年前、金星より地球の霊王としてうんたらかんたら。

先ほどから二億年前とかそうした単語を見てきたので、好き勝手やり過ぎだろう! と思っていたのだけど。
「これはもう、完全にここの住職さんが意図的にやってるね。あのいのちも逆に建造をお願いしたのかもしれない」
「その内、第三魔王殿とか建造されますよ。多分50年ぐらい経ったら出来てますよ」
あまりの自由な解説に、この山の行く末が心底心配になった。
しばらくは鞍馬山の余韻を楽しみながら下山。昼食を取り、帰路へとついた。
「じゃあ、げんきゅーさん、秋さんまた今度」
駅へと戻り、野田さんと別れる。
「ふむ。じゃあ、どうしましょうか」
このままげんきゅーさんと別れるのも、微妙に尾を引きそうな空気だった。
折角なのでと、少し構ってもらうことになり、近くの座れる店へと移動した。
「やー、楽しかったですね。鞍馬山。来てよかったです。一人じゃあ絶対に行かなかった」
「楽しんでもらえたのなら良かったです。あと、蕎麦だけじゃ足りなくてお腹が空いてきまして」
その後、食事を取りながら談笑する。
げんきゅーさんはかなり本を読まれるらしい。主にメフィスト賞の辺りの作者さんの話を聞かせていただいて、目から鱗が出そうな話も中にはあった。その間バクバクと飯を食う自分。なんとも節操がないなぁ、と振り返れば思ったり。
げんきゅーさんも中々に良い方で、知識もある。やはり九州の方は意欲の有る人が多いようにも思えた(4人しかしらないのだけれど)
店から出るとげんきゅーさんと別れ、ホテルへと戻り、終了。
得難い体験をしたイベントとオフレポだった。












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プロフィール

設楽 秋

Author:設楽 秋
東方二次創作にて文章系幽霊サークルをしています。
あまり創作活動をしていないのですが、もし見かけたら宜しくお願いいたします。




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