fc2ブログ
 

夜観日記

サークル 「秋の七草」

RSS     Archives
 

 
『おかえり スクナ姫』
この方の著作で「屍肉香れど車輪は廻る」が素晴らしかった覚えがある(当時、これは凄い! と感動していた)
今回は打ち出の小槌の代償について、を語った内容でした。
陰鬱な終わり方だったり。暗い暗ーい。物語に関して「現実は非情だ、けれど少しぐらい救いがあってもいいですよね」派の人間なのだけど、これはちょっと救われた、のかなぁ。……うーん、霊夢が居なかったら針妙丸が危うかったんだろうなぁ、と思う。もしくは巡り巡って正邪の命が――あ、もう狙われてましたね。復讐劇に発展せず、悲劇として受け入れてしまう針妙丸の思想が、可哀想だったり。
思わず、虹を出してくれっ、とかソウキャネタに走りそうになってしまった。
けれど、こういったネタは好きですね。これから何を選ぶのか、何も選ばないのか、どのように針妙丸が生きていくのかと、想像する楽しさがあったり。もし、ソレがあるのならば是非とも読んでみたいなぁ。

『じゅうじゅうとかみしめて』
小傘がなんとはなしに落とした爆弾の衝撃が残っちゃった星が、ナズーリンといちゃいちゃする話。
あとがきに「甘々と稲妻」という漫画に触れていたり。
自分もあれは読んだけれど、嗚呼なるほどなぁ、と納得できる部分がある。
読み終えて、……ふぅっ。と一息つきたくなる感じ。決して催していない。

.『ベクトルスペクタル』
吹っ切れてしまった針妙丸と正邪の話。
異変後、幻想郷中の妖怪に命を狙われることになった正邪が、再び針妙丸とであって逃亡を始めてしまったり。
騙されたことにショックを覚えながら、じゃあ今度も騙されてあげるわよっ、と言っちゃったスクナ姫。
上下巻みたいで、最後のページで新しい刺客が出てきたところで終わったり。これも続きがきになるのだけど、いつだろうかなぁ、と楽しみにしている本だったり。



スポンサーサイト



Comment


    
プロフィール

設楽 秋

Author:設楽 秋
東方二次創作にて文章系幽霊サークルをしています。
あまり創作活動をしていないのですが、もし見かけたら宜しくお願いいたします。




最新コメント

最新トラックバック


FC2カウンター

検索フォーム



ブロとも申請フォーム

QRコード
QRコード